囲炉裏端から

主として趣味に関わる様々な話題を、折に触れてエッセイや紀行文の形で自由に書いてゆこうと思っています。過去に書いた文章も適宜載せてゆきたいと考えています。

【還暦記念ツーリング。本州・四国の旅】(第63回)
岸和田サーヴィスエリア(大阪府)。十二時十五分。   一一五、六キロ。

門真。十三時。息子のことが思ひ出される。数日前会った時は元気で安心した。これからも何とか元気でやって行ってほしい。心からさう思ふ。     一五九、七キロ。

吹田(中国自動車道) 。十三時十五分。    一七0キロ。

西宮名塩(兵庫県)。十三時三十五分~十四時十五分。1九三、八キロ。

 

西紀サーヴィスエリア(兵庫県)。十四時五十分~十五時二十分。二三四、七キロ。

土産を買つて送る。丹波の黒豆を使って作った、名物の黒豆だんごと黒豆まんじゅう。

快調に走ってゐると突然の土砂降り、時折雷。「おお、これか!」「それにしても参ったな。このままぢゃずぶ濡れだ・・・早く次のパーキングエリアかサーヴィスエリアに着かないか」と、間もなく、幸運なことにサーヴィスエリアの表示あり。心底ほつとする。ありがたい!バイクに雨は流石にきつい。

六人部(むとべ) パーキングエリア(京都府)。 十五時三十七分~十六時三十三分。二五八、七キロ。雨さへやめば未だ明るいはずだ。日が長いのは本当にありがたい。もう一頑張りだ。

ぼんやりと空を見ながら雨宿り・・・「一体いつになつたらやむんだ・・・いや、この雨は本当にやむのか・・・もしやまなかつたら・・・このまま降り続けたら・・・」次第に暗くなつて来る空を見てゐると 段々気分も暗くなつて来る。

【還暦記念ツーリング。本州・四国の旅】(第62回)
「第十二日。七月二十五日(木 )はれ」 

起床七時。「いよいよ今日で最後か。いよいよ北海道へ帰るのか・・・長いやうで短く、短いようで長い二週間だったなあ・・・」暫し感慨に耽る。「とにかく無事に帰ることが最大最高のお土産だ。慎重の上にも慎重を期して走らう」

「調子」吹く。読書。「かういふ短い稽古、読書ももう終はりだな・・・」

出発八時五十三分。とにかく今日はフェリーターミナルへできるだけ早く、少なくとも明るいうちに着くことが最優先である。目がわるく、方向音痴の上に地理勘もないのであるから。高速道を有効利用することとす。途中、北海道人にとつては特に印象的な、如何にも南紀といった感じの「南国風景」あり。南国の大木が珍しい。写真を撮る。

阪和道南紀田辺(和歌山県)。 九時四十一分。走行距離十七キロ。

印南パーキングエリア。 九時五十三分。三十二キロ。

吉備湯淺サーヴィスエリア。 十時二十七分~十時五十五分。五十九、七キロ。

食事。しらす丼セット、いとも美味し。湯淺町名物とのこと。いつかまた食べたい。

紀の川サーヴィスエリア。 十一時二十二分~十一時五十五分。八十九、四キロ。

舞鶴七月二十六日零時五分発、小樽同日二十時四十五分着のフェリーを予約する。これで一先づ安心なり。

【還暦記念ツーリング。本州・四国の旅】(第61回)
宿に着く(六時三十五分)走行距離130キロ丁度。白浜の海がすぐそこに見える静かな宿。シャワーを浴び、すつきりする。旅の疲れも大分とれる。一休みした後、夕食を食べに出る。何か名物、名産品の店でもあれば、と少し歩く。めぼしい店なし。これ以上店を調べ、探す気力なし。結局、戻って、宿の目の前の食堂に入る。客誰もをらず。一人でゆつくりと極普通の晩飯を食べる。美味い。空腹のゆゑか・・・

まだ寝るには早い。海岸へ花火を見に行く。いつものことながら、美しい。儚(はかな)い。若者と家族連れが大勢ゐる。楽しさうだ。一人砂浜に腰を下ろし、物思ひに耽る。「今日の旅は本当によかつた!明日はいよいよ帰るのか・・・それにしても、思ひ出の多い、すばらしい旅だつた!長かつたやうな、短かったやうな・・・」何か不思議な気分なり。自分が今かうしてここにゐることのえも言はれぬ不思議さ・・・物思ひは尽きない・・・

宿に戻る。AとIから、相次いで電話あり。旅のあらましを語る。何の遠慮もない楽しい会話が次々と・・・友達とは本当に有り難いものだ!

父に電話す。今日の旅を簡単に報告す。やはり心配してゐた。幾つになっても親は親、子は子。親もまた本当に有り難いものだ!

家族全員にメールを送る。家族を思ひ出すだけで心が落ち着く。自然と和む。本当に有り難い!「他者との強い絆、繋がりの中で生きてゐる自分、生かされてゐる自分」といふことをつくづくと考へる。思ひ知らされる。これも旅の功徳か・・・既に十時過ぎ。

大きなみかんを食べる。腸に染み渡るやうな美味さ!流石はみかんの名産地和歌山!

明日の予定を立てる。地図で確認する。明日は途中では適宜休憩をとるだけにしてどこにも寄らず、できるだけ早く敦賀に着くやうにしよう。そこで時間があつたら、その時間に応じてどこかへ行くか、どこへも行かぬか、改めて考へることにしよう。とにもかくにも、敦賀に行き、フェリー乗り場と乗船手続きの確認をすることが先決だ。それさへやつておけば、後はどうにでもなる。敦賀での時間の余裕に応じて、明日の行動を決めればいい。

就寝十一時。間もなく眠りに就く。流石に疲れをるが如し。

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