20日、今年初めてのツーリングに行って来ました。目当ては「見晴らしの松」(当別町)と呼ばれる推定樹齢1300年(案内板による)の一位の巨木。北海道ではオンコと呼ぶ方がとほりがいいかもしれません。毎年必ず何回かは見に来るのですが、いつ見ても、何度見ても、本当に神々しいとしか言ひやうのない聖樹です。雪の重みに耐えかねてかなりの太さの枝が折れて、地面に転がってゐました。去年最初に訪れた時もさうだつたやうな気がします。「或いは毎年毎年、1300回も同じやうなことを繰り返しながら、この木はここを一歩も動くことなく生き続けて来たのか・・・」さう思ふと何とも言えぬ不思議さに打たれます。心を動かされます。言葉にできぬ生命の不思議・・・
暫くはそこに佇み、様々な物思いに沈んでゐました。さうして、ふと我に返り、今年一年の無事安全を祈り、「再会」を約してその場を立ち去つたことでした。
暫くはそこに佇み、様々な物思いに沈んでゐました。さうして、ふと我に返り、今年一年の無事安全を祈り、「再会」を約してその場を立ち去つたことでした。