【還暦記念ツーリング。本州・四国の旅】(第3回)
「第二日。七月十五日(月)曇り、風強し。後、はれ、青空」
「第二日。七月十五日(月)曇り、風強し。後、はれ、青空」
五時過ぎ 起床。朝の行、読書。生憎の曇り空なれど「何時間も走るんだから、そのうちに晴れるだろう」強気なり。「いよいよ本州ツーリングだ!」いやが上にも胸躍り心弾む。
六時四十五分、「かもめ」出発。先づは、本州最北端を目指す。
六時五十分、 本州最北端大間崎に着く。曇りゆゑ北海道は見えず。残念なり。
最北端霧立ちこめてゑぞ見えず
十分ほどで出発。津軽路を二七九号線から四号線に入り、次の目的地恐山を目指す。
八時二十分、むつ市大畑町薬研(やげん)着。一休み。日が照り始める。太陽が懐かしい。
杉の大木が東北で太陽が見え始め
八時四十七分、恐山着。どんどん明るくなる。いよいよ棟方志功さんの心の故郷へ近づく。
ここにもうぐひすが 青空も美しく
宇曾利山湖の美しさに旅の疲れも忘れ
九時七分~十時三分、恐山霊場。はれ、青空。暑い。一種異様な雰囲気あり。
宇曾利山湖畔
茫然として見つめるのみ仏の湖極楽の色
コメント