先週の金曜日24日に、ヴェルディの「リゴレット」(ダイジェスト版)を聴きに行って来ました。簡素な舞台とピアノ一台の伴奏によるコンサートオペラ形式の演奏会でしたが、改めて「人間の声のすばらしさ」に感銘を受けました。
 第一部の「リゴレット」に引き続いて、第二部として「オペラ、オペレッタなどの曲」と題して11曲、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ロッシーニ、ドニゼッティ、J・シュトラウスその他の名曲をたっぷりと聴かせてもらひました。
 いつもは殆どLPとCDによつて器楽曲ばかり聴いてゐますので、「生の声、生の音楽」によつて、新鮮な感動に浸ることができました。やはり「生の音楽」はいいものです!
 昨年の「スロヴァキア国立オペラ2015」はモーツァルトの「魔笛」でしたが、これまたすばらしいコンサートでした。来年はロッシーニの「セヴィリアの理髪師」を予定してゐるとのこと、楽しみでなりません。この 「スロヴァキア国立オペラ」といふすばらしい企画がいつまでも続くことを願ってやみません。